いよいよ出産を迎えるご夫婦にとって出産は「楽しみ」であったものから、いざ目の前にすると「不安」なものに気持ちが次第に変化していくことでしょう。
今まさに我が家もそんな感じです。
特にママにとっては出産は本当に不安です。
パパにとってはここが頑張り時ですよ。
ママのそばでママを支えることが今の仕事ですので、仕事に専念しているなんて問題外。
この時期のママがパパにしてほしいと思っていることをいくつか紹介しますので、しっかりとママを支えてあげてください。
今日はそんなサラリーマンパパになる方向けにたくさん紹介していきますよー。
目次
出産でのパパの役割
まずは出産におけるパパの役割ですが、正直・・・
「ママを安心させること!!」
これにつきます。
もう一度言いますが、ママは出産時期が近いづいてくるにつれてとっても不安な気持ちになります。
たぶん男性にはその気持ちがわかるのは無理(私も正直分からない・・・)、でも分かろうとすることは大事で、なんとかなるでしょなんてイチミリも思っちゃだめですよ。
そのためにはいつも一緒にいて、話をして下さい。
ママにとって、信頼できるパパがいると心強いですし、それだけで気持ちが楽になることが多いんです。(・・・そうじゃないこともあるかも、でもそれはそれで残念!!)
パパは全力でママを安心させて下さいね。
出産を迎え、不安になっている中パパがママにしてあげられることって、掃除とか洗濯とかの家事など数多くありますが、実はママがして欲しいことって「出産について分かってほしい」ということなんです。
出産てこんなに大変なんだよってことを分かってほしい、それなんです。
難しいことは不要です。
逆に難しいことなんてやったってママから喜ばれません。
だから、ママとのコミュニケーションをしっかりとって、出産について知りましょう、理解を深めましょう。
とは言ってもサラリーマンのあなたにとって贅沢な時間はないですよね。
それは分かります、私もそうですから。
サラリーマンにとって両立っておそらく一番難しいんじゃないかなって思います。
無駄に禿げたおっさんから無駄でなんの生産性もない仕事を押し付けられ、無駄な頑張りを評価してもラうのがサラリーマンですから・・・・ね。(おっとごめんなさい!!)
ですので、次にそんなサラリーマンパパになるあなたにこれだけは知っておいてほしいパパになるための準備を紹介しますのでしっかりチェックしましょう!!
具体的な準備
出産の流れを知る
サラリーマンパパにとって怖いのは予期せぬことが起こることだと思います。
あー、明日は会議なのに、期限明日なのに、出世がかかった試験が待っているのに・・・
というように自分では何ともできない予定がパンパンで仕事は仕事で不安ですよね。
だからこそ、予期せぬことに備えるだけの時間を常に確保しておくスケジュール管理はマジで大事!!
そのためには、出産についての流れを知る必要があります。
いつ何があっていつまでにないをしなきゃいけないか、知っているのと知らないのとでは全然違いますよね。
ですので、出産に向き合う時間を強制的に作ること、当たり前だけど、これ絶対やってください。
※正直仕事なんてどうにでもなります、あなたがやらなくても死にはしません。
でも出産はあなたがやらなければママと赤ちゃんに不測の事態が起きないとは言えません。
ですよね。
いきなり陣痛が来てそこから出産について調べていては遅すぎます。
いきなり予期せぬことが起きてバタバタしているのはあなたの力不足です。
ママに何もしてあげられなかったという苦い思い出だけが残ってしますなんてことになってしまいますので、妊娠中期から後期を迎えるあたりでしっかりと出産の流れについて知っておきましょう。
かっこ悪いパパにはなってくれないでください!!!
さて、出産の知識を身につけるたあめには一番良いのは「両親学級」への参加がおすすめです。
両親学級はパパとママが一緒に、妊娠中のママの体調や、出産・出産後の赤ちゃんのお世話などについて、助産師や保健師といったプロから学ぶことができる場です。
産院でも開かれていますが、その他では自治体やベビー用品店などでも開催されています。
また、土日でも開催している場合が多いです。
両親学級はオムツの替え方など赤ちゃんが産まれた後のこともレクチャーしてくれるので、新米パパは積極的に参加しましょう。
ただし、現在コロナ禍の中で両親学級がやっていない場合は多いです。
※私の住んでいる自治体でも両親学級予約していましたが、開催されませんでした。(結構いたい)
まー、大丈夫です。私がそんなサラリーマンパパ向けに、出産までの流れで知っておくべきものを紹介しますからね。
ここでは陣痛から出産までを紹介しますね。
陣痛から無事に赤ちゃんが生まれてくるまでの時間は初めて出産を経験する初産婦の方で、概ね12時間~16時間ほど、一方の第二子を産むママなどすでに出産を経験している経産婦の方で5時間~8時間ほどの時間を要します。
※この時点でパパにとっては驚きですよね。(正直私はかなり驚きました。)
そんな時間もママは痛みと戦ってくれるんです。
そうなることを知って臨むんですからそうとう怖いし、不安ですよね。
そりゃー、パパが知らないでは済まされないです。
では具体的に見ていきましょう。
1.陣痛らしい痛みを感じ始めたら
妊娠37週を超え、陣痛らしい痛みを感じ始めたら慌てずに、それが10分間隔で痛むようであれば陣痛だなーと思うこと。
そして陣痛後はなかなか食事ができなくなりますので、できれば陣痛の前に食事を済ませましょう。
また、破水をしていなければ入浴に入ってOKですので、入浴するのもおすすめです。(パパはしっかりサポートですよ)
※出産後2、3日は入浴できなくなります。
パパはこの期間は飲み会なんてもってのほか、お酒も禁酒です。(これマジで)
それから熟睡はできないものと思いましょう。
大丈夫、それくらいの期間寝不足でもママに比べたら楽勝です。
仕事なんてこなせばいいし、誰の命も背負ってないから大したことないよね。
2.病院に電話
陣痛がきたら病院に電話しましょう。
ここらへんは病院側からどのくらいになったら電話下さいというように、事前に案内があるはずですのでそれに従ってください。
パパは病院の電話番号は登録しておくこと!!(これ絶対ね!!)
3.車、タクシーの手配
病院から、病院に来て下さいとなりましたら、自家用車あるいはタクシーで向かいましょう。
いつどうなるかわからないので、車の中は整理しておくこと、また、タクシー会社の番号は登録しておくこと。
この際、嘔吐、破水などがあるかもしれませんので、防水シートやビニール袋必須です。
4.病院に到着
病院に到着してもすぐに分娩室に入室するわけではなく、子宮口の大きさなどによって入室のタイミングが決まっています。
それまでは普通の病室で休むことになりますが、その間も陣痛の間隔は狭くなり続けママは痛みと戦っていますのでパパはできる限りそばにして体をさすったりとママが少しでも楽になる手段を取りましょう。
実はさらっと書きましたが、ここまでで全体の2/3を占める時間を要します。大体、12時間くらい痛みと戦っていて、ここから更に痛みが増してきます。
5.分娩室に移動
陣痛間隔が短くなり、また、子宮口の大きさが大きくなってきましたら、そろそろ分娩室に案内されます。
ママはここから本当に苦しい時間帯を迎えます。
パパは立ち合いができるようでしたらしっかりとママをケアしてあげましょう。
立ち合いができないようでしたら分娩室入室までしっかりとママにエールを送りましょう。
パパの励ましがママの頑張る励みになりますから、しっかりケアをお願いします。
6.出産
ママの頑張りで無事出産できましたらママの体はもうボロボロです。
パパは喜びとともにママにしっかりお疲れ様と言ってあげましょう。
本当に頑張ってくれました。
そして、当然ながら無事出産して終わりではなく、ママの体と心のケアをしっかりしてあげましょうね。
我々男性には経験しないほどの痛みでしょうし、不安があったはずです。
ここでも特別なことは不要です。
身の回りのこととかできることを全部やりましょう!!
パパは寝不足なんて甘えてちゃだめですよ。
というように簡単に陣痛から出産までの流れを理解できたでしょうか。
さらに詳しいことを知りたい方向けに詳細の記事も書きますので、少しお待ちをー。
ママと実際の出産でしてほしいとこと話し合う
流れをご理解いただいたと思いますので、陣痛が始まってからはママは会話もできないくらいつらい状況となります。
その前にしっかりとママと会話し何をしてほしいか、何をしてほしくないかを話し合っておきましょう。
ママが陣痛中に欲しいものを準備しておくもの大事です。
いつ陣痛が来るかわかりませんので、前もって準備するに越したことはありません。
家事は全般パパの担当
ママは体を休ませることが仕事ですので、家事は基本的にパパがやりましょう。
余裕でできまます。
そのためには時間をうまく使いましょう。
1日24時間ありますので、仕事がどんなに遅くて10時間仕事したとしても残り14時間ありますので、家事全般は楽勝でできます。
また、家事のレベルを下げてみましょう。
完璧を求めず、誰がやってもいいようにしておくことも大事です。
子育て中は家庭内パンデミックとなることがあるようです。(私は経験していないですが・・・・)
そうなったときにママじゃないとできない、パパじゃないとできないなんて家事があったら大変ですよね。
そのまま放っておくことはできませんのでしっかりと今のうちから誰でもできるようにしておきましょう、そしてその際完璧を求めず、必ず妥協点を見つけることが大事ですよ!!
入退院時の準備をしていこう
入退院時の準備もパパの仕事です。
陣痛が起きなくても、いつママの体調が悪くなるかわかりませんので、ママが休んでいる間に買い出し等済ませて早めに準備しておきましょう。
ママの出産・入院の荷物は「陣痛バッグ」と「入院バッグ」の2つに分けて持参します。
「陣痛バッグ」
陣痛バッグとは、陣痛、破水、おしるしがあった時など、分娩室に持っていける出産時に必要な最低限の荷物を入れたバッグのことです。
陣痛バッグには手持ちの軽いバッグがおススメです。
陣痛バッグの中身はこんな感じのものをそろえましょう。
筆記用具 | テニスボール | 充電ケーブル、イヤホン |
母子手帳、印鑑、診察券、
保険証 |
汗拭きシート | リップクリーム |
ペットボトルキャップストロー | タオル
(フェイスタオルがいいかも) |
コンタクト保存ケース |
飲み物(スポドリ) | カイロ、湯たんぽ
(病院で準備してくれるかも) |
ヘアゴム |
軽食
(カロリーメイト、など) |
うちわや扇子 | 歯磨きシート(あると便利) |
陣痛バッグにはこのような感じのバッグが良いのではないでしょうか。
ほかにもそろえたほうがいいものはたくさんありますが、まずこんな感じでいいでしょう。
「入院バッグ」
入院バッグとは、陣痛バッグとは異なり、出産後入院するにあたり必要な荷物を入れたバッグのことです。
普段生活するうえで、必要な荷物を準備しましょう。
入院バッグにはママの分だけではなく、赤ちゃん分も忘れることなく準備しましょう。
※結構忘れがちです・・・
【ママの荷物】
・入院パジャマ(前あきのものがいいらしいので我が家も新調しました。)
・産褥ショーツ、授乳用下着(こちらも新規で購入)
・院内シューズ(ユニクロのスリッパでがおススメです)
・昼用、夜用ナプキン(病院で準備してくれるところもあるとか)
・入浴セット
(薬局に行くと旅行用のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープとか売ってます。)
・バスタオル、フェイスタオル(少々多めに準備するとよし!)
・退院時の洋服(結構忘れます。)
・着圧ソックス(あるとよし)
・パーカー(病院内は意外と寒いことも)
・ドライヤー(ちゃっちーのしかないところもあります。)
【赤ちゃんの荷物】
・ベビードレス(赤ちゃんの退院の姿をしっかりとカメラに収めてください。)
・おくるみ
・短肌着
・長肌着
・ベビー爪切りセット
退院後の準備
最後は、退院後の準備として赤ちゃんのための準備物を記載します。
ここまで準備できたらある程度安心です。
短肌着3~5枚 | おしり拭き(2~3個) | 沐浴材(1本) | ベビーバス |
長肌着、又は
コンビ肌着2~3枚 |
おくるみ(1~2枚) | ベビーローション | 洗濯用洗剤 |
ツーウェイオール
(ベビー服とカバーオールを兼ねたもの) 4~5枚 |
ガーゼ
(5~10枚くらい) |
綿棒(1箱) | 柔軟剤 |
おむつ(新生児用1袋) | ベビーソープ(1本) | 哺乳瓶 | ベビー布団 |
まとめ
臨月に入り、初産を迎えるママは出産への不安でいっぱいです。
だからこそ、パパの存在が非常に大切で頑張り時なんです。
今日紹介したことをおさらいしましょう!!
パパの役割は、「ママを安心させること」でしたね。
ほんとにこれにつきます。
そして、具体的な準備としては、次の通りでした。
出産の流れを知ること
ママと実際の出産でしてほしいことを話し合うこと
家事は全般パパの担当であること
入退院時の準備をしておくこと
退院後の準備をしておくこと
今回は出産を迎える夫婦のパパの役割と準備について紹介してきましたが、身もふたもないようなことを言いますが、結局一番大事なのはコミュニケーションです。
しっかりママと話して、コミュニケーションとていれば大体大丈夫です。
当たり前のことをしっかりやって、応用はそれからで十分です。
辛いけど乗り越えたら楽しみが待っている今の時期を頑張って乗り越えていきましょう!!
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